2016年09月28日
廃車手続きの種類と廃車専門買取業者の存在
長年乗り親しんできて愛着のある自動車を手放す際には、名残惜しさを感じてしまう方々も多いでしょう。自動車を乗り換えるときには、こうした愛着のあるマイカーを中古車買取業者に買い取ってもらったり、下取りに出すことによって、新たな自動車の購入資金にあてることができます。しかし、かなり古くなってしまい外内装などが著しく損耗し市場価値のない自動車や、事故や故障などで自走困難となってしまった自動車の場合には、廃車手続きを行う必要があります。廃車手続きというものには、永久抹消登録と、諸事情により一時的、中長期的に所有している自動車に乗らないケースなどで行われる、一時抹消登録とがあります。前者の永久抹消登録は、スクラップ工場などですでに解体した自動車に対して、その届け出をするものとなっています。この手続きを自分で行う際には、自動車解体業者から発行される解体証明書とともに、ナンバープレートを持参して所轄の陸運局まで平日に足を運ばなくてはなりませんので、時間の取れない方は、廃車代行業者に依頼することになります。
また、一時抹消登録では、この手続きをしておくことによって、対象の自動車で公道を走行することはできなくなりますが、その期間中は自動車税などは支払わなくても良くなります。この一時抹消登録は、多くの場合、転売を目的とした中古車買取業者によって行われています。これら各廃車手続きを依頼する先としては、カーディーラーや、街中にある自動車整備工場、修理工場などがあげられます。カーディーラーに依頼した場合には有料で代行してもらうことが多くなっており、それに対して整備工場などでは、廃車費用がかからず、無料で代行してくれるところもあります。ただし、廃車にしようと考え、老朽化した自動車であったとしても、使用されているパーツなどに価値があるため、壊れてしまった不動車などの買取を専門とする業者も存在しています。こうした廃車専門買取業者に査定してもらうことによって、中古車買取業者では価格がつかなかった自動車であっても、買取ってもらうことができ、さらに廃車費用をかけずに無料で廃車手続きを代行してくれるところも数多くあるので、廃車を検討されている方は、査定を受けてみることをおすすめします。